2016年10月27日木曜日

花だより 秋の斜里岳 バードテーブル


 【平成20年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
 夏の緑に包まれた中に聳えていた斜里岳、冬の白い頂きが青空に突き立っている斜里岳、どちらも雄大でいい。
 木々の葉が落ち、畑の収穫が終わり、周りの邪魔者が一切なくなり、頂上だけうっすら雪化粧した斜里岳は、尾根や谷がくっきりと現れ、その存在感をはっきりさせている。この時期の斜里岳もまたいい。
 花便りの花を探しに散歩に出かけて見つけたのは、ななかまどの実でした。青空に真っ赤な実が鮮やかでした。もう一つ駅で見つけたものがあります。役場前にあった鉄製の鳥のオブジェです。駅舎の改築に伴い、整備の一環で公園の真ん中に移設され、斜里の新しいシンボルになりそうです。
 鳥と言えば、最近、校庭のバードテーブルに小鳥がやってきません。山や森にたくさんの実がなっていてえさが豊富だからでしょうか?子供たちは、校長室に来て、双眼鏡を覗いてはがっかりして帰ります。2年生から、ひまわりのタネ(双葉保育園前で育てていたひまわり)をたくさんもらいました。雪が降って、森や山にえさが無くなる頃、また、小鳥たちはやってきます。だんだんと周りの景色が殺風景になってきますが、楽しみはこれからもあります。

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