2016年10月28日金曜日

花だより つるうめどき 食育について


【平成22年度 網走市立潮見小学校 学校便りから】
 網走東部地区PTA連合会研究大会小清水大会に参加して
  ~講演「稲のいのち お米の話」  講師 米夢館代表取締役 向 真理子氏~
 「食育」がどうして学校で必要なのか?
 本来は家庭ですることと思っていましたが、現状は大変なことになっています。お話を聞いていて、読売新聞に掲載された記事「食・ショック」を思い出しました。
 カップラーメンとレンジでチンするご飯の夕食。煮炊きしない家庭、好物をバラバラに食べる家庭など、家庭の変化が食生活を変えています。現代の食卓の問題として、「和食の柱、『米と汁』の存在感が薄れ、おかずばかり目立つ」
 「一汁三菜」は、ご飯とみそ汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の食は、高度成長を経て急速に崩れていく。銘々皿が大皿盛りになり、学校給食の影響でパンに焼き魚と牛乳が並ぶ。清涼飲料水のペットボトルが汁わんに取って代わった。栄養のバランスのとれた「和食」の伝統が消えつつある。
 変わる文化と習慣:ホテルの朝食バイキング~中年の太った女性は、ダイエット中なのかトーストとコーヒーだけ。その隣のスレンダーな白人女性が、ごはんとみそ汁、焼き魚。箸を上手に使い、やきのりでご飯を丸めて食べている。日本はそういう国になりました。

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