2016年10月4日火曜日
花だより じゃがいも 「がんばる!」 目標を立てること
【平成21年度 網走市立潮見小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
「がんばる!」学校で一番使う言葉ですが、これほど曖昧な言葉はありません。
“目標をしっかり持つことが大切” 後期始業式の話から
「目標」と「反省・評価」はセット 自己評価ができる具体的な目標を立てる。
「後期の目標は立てましたか?」と登校する子に聞くと「あのね、“マラソンがんばる!”だよ。」と言いました。
「1等になるのかい?」
「それはちょっと無理、20位くらいかな?」
「練習では何位なの?」「50位くらい。」
「20位になれるかな?」
「だいじょうぶ、がんばるから…。」
「がんばりなさいよ」「がんばるよ」よく使う言葉ですが、何をどうがんばったらいいのでしょうか?
例えば:目標を立てるなら、“マラソンで20位になるために、毎日、グラウンドを3周走る。”とか“練習より、30秒速く走る!”具体的な目標を立てることです。そうでないと達成できたかどうか反省(評価)することができません。
小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクト・マネージャー川口淳一郎教授は、奇跡の生還をもたらした秘訣は何ですか?と聞かれ、“3億キロの彼方のイトカワから星のかけらを持ってくるという目的・ゴールの明確さ”だと答えました。そして、あらゆることを想定して対処方法を考えておいたそうです。エンジントラブルも想定内のことだったといいます。
子どもに「目標を立てましょう。」と言うと「国語をがんばる。」とか「算数をがんばる。」とよく言いますが、何をどうがんばるか?「教科書を必ず10回は読む。」「毎日、30分は机に向かう。」など具体的な目標を立てさせることです。
「校長先生もがんばってね!」と言われました。“何を頑張ればいいのかな?”と思いました。たぶん、マラソン練習を見ていて、「がんばれ!」と声援しているだけじゃなく、「校長先生も走ったらどう?」と言いたかったのでしょうか?
2日(土) 夕方、友だちと2人で学校の周辺を走っている姿やお父さんと走っている子を見かけました。目標達成ために練習しているだのと思いました。お父さんは、駅伝に出るのでしょうか?
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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