2019年1月26日土曜日

花だより ミスミソウ 吹雪臨休


《どうして?中学校が休みなのに小学校は休みにならなかったの!》
 朝、4時半に起きて、カーテンを開けて見ると予報とは違い穏やかな天気でした。5時に役場前まで様子を見に行きました。すでに車道・歩道とも除雪されていました。あちこちで黄色い回転灯が見え、除雪が急ピッチで進められていました。学校の方まで来ると、校地内に丁度除雪車が入るところでした。そのとき雪は止んでいました。
 家に戻り、6時になって町内の校長と協議しました。天気予報でも「警報」は出ていなく回復に向かうということでしたので、この程度なら「できるだろう」という判断をしました。中学校は、スクールバスで通学する生徒がいることから臨休になりました。(周辺の小規模校は臨休にしました)
 ところが7時過ぎから、雪が降り出し、風が強くなり丁度登校時間がそのピークとなってしまいました。玄関で「校長先生、どうして休みにしてくれないの?」と何人もの子から抗議をうけました。職員室に入ると電話が鳴りっぱなしでした。「中学校が休みなので、てっきり小学校も休みだと思いました。」という電話が多かったようです。欠席が多いのではないかと心配をしましたが、それほどでもありませんでした。下校時は、1・2年生が4時間授業高学年より早い下校でしたので、先生方がついて集団で下校させました。
 これからもこのようなことがあるかもしれませんのでお知らせします。
 6時までに町内の校長会で協議します。それまでに各学校では、校区内の状況を調べます。斜里は広範囲なので、それぞれの学校(特に小規模校)で最終判断をします。
 斜里小・朝日小は市街校なので同じ対応をとることにしています。 
 中学校はスクールバスの関係で別な対応をとります。
 臨休の場合は、6時30分までに各先生に連絡をします。
 7時頃までには各家庭に連絡網(またはメール)でお知らせします。
 「やります」という連絡はしません。
  荒天の場合、周辺の状況を聞くために6時頃学校から電話することがあるかもしれませんので、 その時はご協力をお願い致します。
 *ただし「安全第一」です。場所によっては、吹きだまりができていたり、除雪した歩道もふさがっている場合もあります。そのときは、ご家庭で判断されて結構です。
 学校は、1年間で行う授業時数が決まっています。台風や吹雪、インフルエンザによる学校閉鎖等も考慮して、少し多目に計画を立てていますが、それほど余裕はありません。子供たちは休みが多ければいいと思うでしょうが、校長は、子どもの安全を最優先にして、いかに授業時数を確保して勉強させるかを考えます。

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