~雪道の渋滞~
大雪警報が出た朝、出勤途中にある高校が近づくと車が先に進まなくなりました。高校生を送ってきた保護者の車が校内に入るために並んでいて、大雪で幅員が狭くなり、さらに見通しも悪いために渋滞になっていたのです。夏の間は、自転車通学の学生が多いのですが、冬になるとバス通に代わったり、親が送迎するようになり、夏場より、車の量が増えるのです。それにしても渋滞の列が100m以上もつながっているのは初めてでした。悪天候で、子どもが、親にお願いしたのか、親が気を利かせて送ってきたのか定かではありませんが、「高校生でもこれか?小学生ならしょうがないかな?」と思いました。
「車での送迎はお控えください」と何度も呼びかけたことがありました。
保護者の言い分は、交通事故が心配だから、不審者が心配だから、登下校中にいじめっ子に合うから、祖父母が心配して送ってくれるから、出勤途中にあるからついでに…、と言うものですが???
北見市の郊外にある若松小学校は特認校で、市街地から保護者が送迎することを条件にを受け入れています。保護者会で「玄関から玄関までの車の送迎は止めて、少しは歩かせましょう。」という意見が出て、学校の手前約1キロ地点にある空き地に車を止めて、そこから歩かせることにしました。10分も歩けば着く距離ですが、子どもたちは、なぜか倍以上の時間をかけて登校するのです。おしゃべりはもちろん、花を摘んだり、カエルや虫を捕まえたり、道草をするからです。でも、それが大事なのです。
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