お説教 ~慎(つつし)みはゆとりの心から~
肥大した欲望が、個人を、人類を押しつぶしかねない今日の世相です。
感情をコントロールできない短絡的な行動(最近の悲惨な事件)に唖然とするばかりです。今は慎みという言葉は、死語になってしまったのではないでしょうか。慎みは我慢ではありません。弱気でもありません。心のゆとりから生まれてくるものです。
目の前のことだけでなく、先を考える余裕、自分のことだけでなく、周りの人のことを考えるゆとりから出てくるものです。慎みある生き方が、結局のところ一番確かな、長続きする道だということを忘れてはなりません。豊かな時代だからこそ、子どもには、我慢することを覚えさせる必要があります。それが自分をコントロールする第一歩です。
そのためにも、先ず大人が慎む姿勢をしめさなければなりません。
最近、お説教を聞いて「ありがたなあ~」と思うようになりました。これも歳をとったせいでしょうか?
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