2019年7月1日月曜日

花だより ヤブカンゾウ “手まめ”“筆まめ”“顔まめ”


“手まめ”“筆まめ”“顔まめ”という豊かな日本語があります。
「まめ」(忠実)とは、“まごころがある。”“労苦をいとわない。”という意味だそうですが、「まめ」な人ほど人から信頼されるものです。
 運動会が終わって、学校に一通の礼状が届きました。
  運動会の際は、色々、ご配慮を頂きありがとうございました。
 特に車から降りてすぐの席でしたので、助かりました。
 お陰様で車イスの母も周囲に気がねせず、応援することが出来、
 小学校最後の運動会の良い思い出となりました。
  今後ともよろしくお願い致します。
                     まずは、御礼迄

 これを読んで“心がホッとステーション”になりました。私もそうですが、お礼の電話をすぐ入れる。礼状を出さなければならない。と分かっていてなかなか書けないものです。“筆まめ”でありたいものです。
○×△○×△ 礼儀正しく ○×△○×△
「みっともないでしょう。はずかしいと思いませんか。行儀良く食べなさい。」「笑われますよ。あなたの食べ方は、礼儀知らずと思われますよ。」これは、日本人のお母さんやお父さんが、あるレストランで子どもに話している言葉です。
「やめなさい。隣の人が、いやな思いをしますから、礼儀正しく待っていなさい。」「他の人に迷惑をかけるようなことは、してはいけません。食事中のマナーを守りなさい。」これはイギリス人の親が子供に話す言葉です。日本人とイギリス人では、注意する言葉が違っています。日本人は、笑われてはいけない。イギリス人は、他の人の心をいやな思いにしてはいけない。ということになります。注意の仕方は違っても、自分の周りの人に不愉快な思いをさせない。ということでは同じです。
 礼儀正しくすることは、教養が高くなり、しつけが行き届いたときにできるものです。約束事ですから、約束した事柄を知らなければなりません。子どもの頃から、一つ一つ約束を覚えて、大人になるまでに全部覚え、それを日常の生活の中で正しく実行するようにしたいものです。
「あいさつで人を大切に」 朝、子供たちから『おはようございます』と声をかけてくれます。あいさつも、“あっ、先生だ。あいさつしよう”と頭で思ってから言うのではなく。かけ算九九の「2×2=4」が暗唱してぱっと出るのと同じように、人と出会ったら自然に「おはようございます」と言えるくらいに体の中に染み込ませることが大切です。そして、とびっきりの笑顔で・・・。

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