2019年7月25日木曜日

花だより ナデシコ なでしこジャパン


   ~なでしこジャパン~
 “なでしこジャパン”は、国を励まし、世界を驚かせ、サッカーというスポーツの面白さを教えてくれた。 
 元々野球ファンで、ましてや女性のサッカーなど興味がありませんでしたが、K先生の教え子が“なでしこジャパン”の一員と聞いて、早起きをしてテレビ観戦しました。ところがにわかファンになった素人にもサッカーの魅力が分かる素晴らしい試合に感動しました。◆俺が俺がのプレー、汚い反則や抗議もなく、ボール回し(パスワーク)を楽しませてくれました。
◆「最後まであきらめない」“なでしこジャパン”は、決勝戦でアメリカに2度追いつき、PK戦を制して世界一に輝きました。今の日本にすれば、あらゆる政治の言葉より意味のある世界一です。
 なでしこジャパンを率いた佐々木監督の株上昇中! 若い女の子たちの心をつかみ、一つにまとめた裏には、奥さんからの適切なアドバイスがあったからだと言われています。「女房を愛せないものは、“なでしこ”を愛せない!」、「見た目が大事、鼻毛が伸びているなどはもってのほか…。」見習いたいと思います。
 野球など他のスポーツで世界一になってもこうはならない。サッカーだから世界が絶賛! 
【ニューヨークでは】日本代表「なでしこジャパン」に惜敗した米国のメディアは、日本の初優勝を東日本大震災からの復興と関連づけて大きく報じた。日本代表チームの「力強いプレーと意表を突く走りが、大震災からの復興を図る日本の国民を大会を通じて勇気づけた。」「復興への希望の上に築かれた勝利で、大震災で打撃を受けた国を盛り上げた。」とした。「なお大震災からの回復を図る国民にとっては、特に感動的な優勝!」とした。
【北京では】中国メディアは、「なでしこジャパン」が初優勝したことを「アジアの歴史をつくった」と大きく伝えた。「日本の奇跡が世界を制した」と題する評論を配信。日本チームの強さは「技術だけではなく、強固な信念と意志にある。」と解説し、「『なでしこ』の美しいサッカーとそれがもたらした奇跡が、東日本大震災で被災した民族に比類なき自信を与えるだろうと信じる。」と絶賛した。
【リオデジャネイロでは】サッカー王国ブラジルのメディアは、日本代表「なでしこジャパン」の初優勝を「歴史的勝利」「予想外の結末」などと相次いで速報。2度のリードを許しながら勝利をつかみ取った日本の粘り強さを称賛した。「3月の東日本大震災で打ちのめされた国に喜びを与えるのに、スポーツ以上のものはない。」との書き出しで詳細に報道。決勝で米国にリードされても「2度にわたって追い付いた。」などと伝えた。
<アメリカ選手のコメント> GKのホープ・ソロ選手は、「わたしたちは偉大なチームに敗れた」とコメント。また、「何か大きな力が日本を味方していたと感じた。勝ちたかったけれど、他のチームが優勝するなら日本が良かった。」 
◆また、FWのワンバック選手は「日本はいいプレーをしたし、最後まであきらめなかった。敗戦の悔しさはしばらく残るけれど、日本におめでとうと言いたい。日本国民は彼女たちを誇りに思うだろう。」と祝福の言葉を述べた。(これくらいのコメントを日本人も言えたらいい。)
・・・悔しさから這い上がる 負けず嫌いで勝ち気な子ほど伸びる・・・
なでしこジャパンで今回MVPに輝いた澤選手も子どもの頃から負けず嫌いで、“女のくせに”と言った男子を追いかけ回したという逸話もある。澤選手に限らず“なでしこ”は相当の負けず嫌いです。顔に出ています。
 負けたアメリカの選手もそうとう悔しかったらしく、表彰式で誰一人ニコリともしていませんでした。(次が怖い!)最近の日本では、レスリングや柔道、バレーボールや陸上(マラソン)など女子選手の活躍が目立ちます。日本の歴史の中で国難の救世主は、卑弥呼であり、推古天皇であり、持統天皇と皆女性でした。英雄(男)は戦をして世の中を変えようとしましたが、短絡的な男性と違い、女性は実に粘り強い。今こそ女性の時代かもしれない。女子は男女同権の国ほど強いという。
◆5年生の総合の講師で来た網走漁協の青年部の人が、マスの雄雌の見分け方は、優しい顔をしているのがメスで人間と同じです。と言っていましたが、顔は優しく可愛く見えても芯は、しっかりして負けず嫌いな方がいい!AKB48のベスト7もたぶんそんな女の子たちだと思います。
 ところで「撫子(ナデシコ)」という花は?
「秋の七草」の一種。◆ヨーロッパや中国などに分布し、日本では万葉集や「枕草子」にも登場し、古くは貴族に愛された花のようである。◆ナデシコ科:一年草・多年草◆原産地:日本はじめ北半球の温帯一帯に分布(およそ300種)◆草丈 10~50センチ◆花期:春~秋(種類によって異なる)◆花色:赤・ピンク・白・複色・覆輪など◆小泉今日子の“ヤマトナデシコ七変化”という楽曲がある。◆花言葉は、濃い赤~「純愛」「大胆」「勇敢」、白~「野心」、八重~「器用」「才能」
撫子(なでしこ)とは、名前の由来は【子】を【撫(な)】でるようにかわいい花からきている。 
大和撫子とは辞書で調べると「(か弱いながらも、凛々しいところがあるという意味で)日本女性の美称」と書かれています。日本人女性の凛とし清らかな美しさを讃える言葉です。見た目は弱々しく可憐で、内面はしっかりしてわがままでない女性を指します。
 【大和撫子】の条件として
  1)控えめな女性(可愛いわがままならOKでしょう?)
  2)酔っ払って大声で話さない。
  3)露出度の高い服装の場合、崩した座り方はしない。
  4)相手の意見の半分は受け入れる(そして相手に流されない)
  5)料理が得意、掃除はちゃんとする。  
*この5つが揃ってれば立派な【大和撫子】です。

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