2019年7月20日土曜日

花だより ヤマユリ ノウゼンカズラ 教育者として大切なことは、みんな子どもたちから教わった

 安藤 駿英(元全国連合小学校長会長) 
  「指導と評価」8月号 特集「学び続ける教師たち」巻頭言
 明石小学校特殊学級(当時)で教職が始まった。春の遠足に1年生のケンちゃんの広げたお弁当には、おむすび、ノリ巻き、いなり寿司、サンドイッチがぎっしり。学校に帰ると、出迎えに来た母親に、お弁当のことをやや非難気味に伝えた。ケンちゃんのお母さんは、「うちのケン坊は、友だちのお弁当を見て、自分の中身と違うものがあると手を出してしまうのです。だから、そんなことをさせないようにいろいろ用意したのです。」と答えてくれた。このとき、ケンちゃんのお母さんの心の内を思い量らなかったことを恥じた。
 安藤先生の巻頭言を読んで思ったこと
 元ヤンキー少年の「社会人として大切なことは、みんなディズニーランドで教わった」がベストセラーになったが、私も「教育者として大切なことは、みんな子どもたちから教わった」と思っています。
「教学半」(オホーツク管内の多くの学校の校長室に掲げられている言葉です。)人を教えるということは、相手だけでなく自分にとっても学ぶことである。



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