2020年6月13日土曜日
花だより なぜ学校HPなのか? マイズルソウ
【なぜ学校HPなのか? コミュニティスクールには必須条件】
コロナ休校中 HPが大活躍!
平成 19 年6月に改正された「学校教育法」第 43 条では、学校の教育活動や学校運営の状況に関する情報を、また平成 20 年度に文部科学省から出された「学校評価ガイドライン」では、自己評価・学校関係者評価の結果と、それらを踏まえた今後の改善方策などの情報を保護者や地域社会に公開することを求められています。
こ のような情報の伝達手段の一つとして学校ホームページは有効であり、町田智雄氏、豊福晋平氏の研究「組織的・継続的な学校ホームページ運用のための体制構築」によると、その開設率は全国的にみて増加傾向にあります。しかし、運用実態は二極化しており、積極的に更新を進めている学校もあれば、ほとんど更新していない学校もあるのも現実です。ホームページは、更新されなければ意味がありません。
「J-KIDS大賞」の審査委員であった豊福晋平氏(国際大学準教授:「学校広報」の第一人者)を当管内に招き「学校HPについて」講演をしていただいたことがあります。(以下 豊福先生の講演から)
~J-KIDSのキーワードは「対話と成長」です。しごくあたりまえのことながら、実際にはこれほど難しい課題もないでしょう。私たちは、学校で立場や意見の違う人々と調整し意思決定を行うための民主的方法を学びますが、学校と社会の間には穏やかな対話どころか、嵐が吹き荒れているようにも見えます。
そもそも学校は閉鎖的な印象を持たれやすいうえに、マスコミが作り出す学校のイメージは歪んで劣悪であることから、世間の目は相当厳しいと言わざるをえません。しかし、このような曖昧な「カオナシ」の学校に対する批判と対立の構図では、現実と議論がかみ合わず、建設的な解決は何も生まれてきません。
対話が成立するためには、まず相手のことを良く知り、互いに尊重することを知らねばなりません。まず、手始めとして「学校は日々いろいろあるけれど、こんなに元気に頑張っている!」という声を届けるべきです。
学校が地域社会とともにあり、ともに歩んでいるという共通認識を形成するために、特別あつらえではない普段着の学校の様子をまめに伝えるとともに、応援してくださる方々を対話の輪の中に迎えいれていただきたい。そのための中心的メディアとして学校ホームページがもっと活かせたらいいなと考えています。~
コミュニティ・スクール(学校運営協議会)がスタートしました。学校HPは必須条件です。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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