2020年6月23日火曜日

花だより 教育課程の管理 ルピナス


 【教育課程の管理】
 授業時数の管理だけでなく、進度チェックが求められます。
 大阪の未履修問題を取り上げましたが、対岸の火事ではありません。
 教育課程の管理は校長の一番の仕事です。「小学校の課程を修了したことを証する」と書かれた卒業証書を一人一人に渡すからです。未履修があったとなると大変なことで校長の責任問題です。卒業式後にも補習授業をしなければならなくなります。
 未履修をした先生は、「みんなが分かるまで教えるために、予定時数を大幅に超えてしまい。本来教えるべきことを教える時間がなくなった。」という言い訳をしたそうです。
 各学校では、標準時数の他に、今回のようなコロナウィルスやインフルエンザ、吹雪による臨休などに備えて予備時数を確保した計画を立てています。しかし、学校5日制になり、予備時数が少なくなったこと、また、臨休が多くなったこと、そして、学力向上の観点から夏・冬休みを減らして授業に当てる学校(市町村)が出てきています。
 さらに今回のコロナショックで抜本的な見直しが迫られていますが、9月入学のようにすぐのものにはなりません。とりあえずは、指導計画や進度表を照らし合わせて、未履修のないようにすることです。ただし、落ちこぼれの子は出さないように!


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