2020年6月18日木曜日

花だより ≪先生・教師・教員・教諭・教職員≫ の違い 月見草


 初任者のための用語解説 ≪先生・教師・教員・教諭・教職員≫ の違い
先 生=自分が師事する人。また、師として教える人。現代では、特に、教育にたずさわる人、すなわち教員をいう。医師など、その道の専門家、指導的立場の者などを敬っていう語。教員、医師、議員などを尊敬して呼ぶ語。かなり高い敬意を有する。
教 師=学業を教える人 資格を持って学術、技芸などを教授する人
教 員=学校の教師に関して用いられる法律用語で、学校の職員のうち、直接児童生徒の教育に従事する職員を総称していう。一般には、教頭、教諭、養護教諭が通常、校長は含まれない。
 *あなたの職業(職種)は?と聞かれたら「教員」と答える。
教 諭=小・中・高等学校、特別支援学校、及び幼稚園において幼児・児童・生徒の教育をつかさどることを主たる職務とする者(教頭・養護教諭を除かれる)
 *職名と言われたら「教諭」と答える。 提出文書は、教諭 ○○○○となる。または期限付き教諭 ○○○○となる。
養護教諭=児童・生徒の養護をつかさどる職員。教員であるが、教諭と区別される。(栄養教諭)
事務職員=事務はむろんのこと、会計、文書、統計等の事務を担当する。教務、学習と範囲は広い。
教職員=校長、教頭、教諭、養護教諭、栄養教諭、事務職員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、その他、事務補、業務主事、用務員など必要な職員全てをいう。
 ≪その他≫ 教育目標について
「輝け!潮見っ子 友だち大好き 運動大好き 勉強大好き」は、学校の教育目標(網走市立潮見小学校)です。教育目標となると、網走市、北海道、国、小・中・高などそれぞれ教育目標があることから区別して、「学校の」が付く。
 ≪基礎・基本について≫ 
よく使われる言葉ですが、諸説いろいろあるところです。
基 礎~人間としての基礎は、言葉を覚え、技能と感覚を養うこと(小学校3・4年生まで)
基 本~論理が分かる。論理的概念が理解できる。抽象的な思考ができる。(小学校5年から中学)
 基礎・基本は、脳の発達プロセスとマッチしたものである。7歳頃(小2)までは、反復練習(ドリル・スキル学習)を好むが、9歳頃になると、前頭葉が発達し、だんだん理屈をこねるようになる。ですから「かけ算九九」は、小2でしっかり覚えさせなければならないのです。

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