2020年6月6日土曜日

花だより 倉橋惣三 の言葉 アカツメクサ


 倉橋惣三 の言葉から
 育ての心
この心情が最も深く動くのは親である
次いで幼い子らの教育者である
そこには抱くわが子の成長がある
日々に相触る子の生活がある
自ら育とうとする者を前にして
育てずにはいられない心
それが親と教育者の最も貴い
育ての心である

 まめやかさ
生きる力 伸びる力 それに驚く心がなくては
子どもをことは本当には分からないが
驚きだけでは 詩とか研究が生まれても 教育にはならない
教育者は 詠嘆者たるだけでは ないからである
子どもの力に絶えず驚きながら、詠嘆の暇も隙間もないほどに
細やかな心遣いに忙しいのが教育であり 教育者である

 問題にぶち当たったり、悩んだり、迷ったりしたときは
原点に立ち戻る。

0 件のコメント:

コメントを投稿