2020年6月19日金曜日

花だより 家庭訪問 アザミ


 ~家庭訪問~ 
 コロナの影響で、家庭訪問を中止する学校が多いようです。児童理解の機会が一つなくなった分、“一把一からげ” にせず、児童理解を確実にする必要があります。
『観察眼を鍛えなければ、教師の成長はあり得ない』 観音様は何故偉いか? 音を観ることができたから それくらい観察眼を鍛えることです。
 教師の仕事は「物・モノ」ではなく「人」を育てる仕事だからです。子どもの行動は、すべてに「意味」を持っていることを前提とすること、その意味を察知できるか否かは、教師の五感(センス)と資質と錬磨にかかわる。
「児童理解」は「教師の資質が問われる」 
  ~資質の7か条とは~
①【目の観察】~輝いている、ボーッとしている、落ち着きがない目線、見つめると見返す目、目線を逸らす目…など、目の色、輝き、動きに情報がある。
②【顔色や表情】~冴えない表情、無表情など子どもの心を読む力が問われる。
③【手の動き】~腕組み、机に肘をつく、手遊びなどにも理由がある。
④【足の動き】~教室の中で、机の下でわかりにくいが、必要以上に動かしたり、組んだり、隣にちょっかいをかけたりするのは、子どもの心の現れである。
⑤【動作・服装】~身体動作、急に派手になる服装、服装の乱れも子どもの心情が自然に現れる。
⑥教師の観察した結果が【子どもの全てに共通ということはあり得ない】
⑦教師には【目を通して観察・心を通して観察・有言無言を通して観察することが必要である】
*保護者には、「さすが学校の先生は違う!」プロの力を見せつけ信頼を得ることが大切です。

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