危機的状況(教頭不足)
「教頭不在の学校ができる可能性があります。子どもたちへの教育や先生方の仕事に大きな影響を与えることになります。」と毎年、言われています。
北見市の佐藤前教育長は、教頭不足の問題についてこう言っていました。
すでにご承知の通り、オホーツク管内で今後2年間で教頭職として約50名が必要となります。今年度も20数名が必要だったのですが、受験者数は大きく下回ってしまいました。
先日、根室で開催された全道都市教育長会議でも、このことは札幌市以外道内共通の現象のようで、全参加者が危機感を持って道教委と具体的な対策を進めていかなければならないとの共通認識を持ったところです。特にオホーツク管内は広く、確かに日常生活に少なからず影響があることは小職も理解しているところです。だが、しかし!なのです。普通の公務員、民間のサラリーマンは、人事異動、昇格は紙切れ一枚の人生です。理解と納得はないのです。当然。百人が百人誰もがニコニコして異動することが可能ならばそれが一番良いのでしょうが、あり得ないのは明白の理です。組織運営を考える以上、組織全体の最適な人事をするのが人事権者の責任というものです。「あれは嫌、これなら良い」「この条件がクリアされるならば教頭になってもいい…」という世界は私には理解不能です。まずは、子どもたちのために先生になった出発点をもう一度思い起こして欲しいです。是非ここは大きな視野に立って検討ください。
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