対面授業が基本「遠隔も」
~新型コロナ読売提言~ 赤堀侃司 東京工業大学名誉教授
家庭のパソコンやスマートフォンを活用できる態勢を整え、第2波に備えるべきだ。
遠隔授業で欠かせないのは、教員と子ども、子ども同士のつながりをしっかり保つことだ。互いにつながっていれば、多くの子どもは一人で前に進むことができる。自宅でも学べるように学習目的を明確にし、子どもの意欲的を高めてほしい。
ただ今回の休校で遠隔の限界も見えた。教室と違って画面越しではすべての子どもに目配りができない。学習意欲の低い子は置いていかれてしまうリスクがある。休校中に生活リズムが崩れ、ストレスで心身の健康を害した子どももいる。
特に小学校低学年は、年齢的に遠隔授業だけでは学習は成立しない。体を動かし、実物を見て、触って感じるという体験が不可欠だ。動植物の画像を見ても、生き物とは何かという概念は蓄積できない。数学を学ぶ時も、おはじきを数えるという動作を伴ってこそ理解が進む。
再び感染が拡大しても全面休校とせず、可能な限り対面授業を続けてほしい。同時に授業時数が足りなければ遠隔授業で補えるように準備しておく。指導には対面と遠隔とバランスが何より大切だ。(牧野要約 全く同感です。)
一人10万円の給付では、子どもが2人いる4人家族では40万円になる。休日、家電量販店は久しぶりに客で賑わっていたらしい。タブレットとwi-fiのルーターを買い求めた家もあったようだ。いい使い道だと思います。
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