2020年6月15日月曜日

花だより 教師の人格形成 紫陽花 牡丹


 ~教師の人格形成~
「学校の先生って何でも知っていて、何でもできるんでしょ。」と世間から見られることが多いものです。教師=聖職とは言いませんが、教育の目的が人格の形成ならば、教師は人格を磨く努力をしなければなりません。
 「尊敬する人からしか学ぼうとしない」という言葉があります。言い換えれば「先生を信頼していないと学習は成立しない。」ということです。子どもや親は、教師の一つ一つの言動を見ています。粗探しをして、それを指摘してやろうと思っている人も残念ながらいます。そういう人を批判するのは簡単ですが、自らの所作を磨くことも大切です。
 河西(かわにし)ぼたん園 に行ってきました。~北見探訪~
 河西ぼたん園は北見市の北側の住宅地の中心にある庭園です。昭和3年に4.8ヘクタールの土地に千株のボタンからはじめ、現在では一年を通し、さまざまな植物や小動物を見ることができる施設です。以前はクラブハウスに提灯がいっぱい吊るされ、草木を鑑賞しながらジンギスカンなどを楽しむ家族や団体が多く訪れ、行楽の中心的場所でした。ここ数年、レジャーの多様化や管理者の他界により閉園していましたが河西宏悦氏が新たに園主を勤め再開しました。現在はボランティアの方々のご協力で園内の整備を進めると同時に新たな展開を模索しながら開園しています。   
 6月になると北海道でも豪華で堂々とした花姿で我々を楽しませてくれるボタン(牡丹)や花の色が微妙に変化するアジサイ(紫陽花)の花、藤の花も見ごろを迎えます。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉が有名ですが、実はこの言葉、症状に応じた生薬の用い方をたとえているのだそうです。芍薬、牡丹、百合は婦人病の生薬として使われており、「立てば芍薬」とはイライラと気のたつ症状にはシャクヤクが有効・・・といった具合です。美人を形容する言葉としてよく知られていますが、意外な意味がひそんでいます。花言葉は「王者の風格」「富貴」「恥じらい」「高貴」「壮麗」
、紫陽花の花言葉は、「移り気」「乙女の愛」藤は「恋に酔う」「懐かしい思い出」、「ゆっくり季節を感じながら歩く」心の余裕が欲しいものです。


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