2020年6月10日水曜日

花だより 鬼手仏心 ユキノシタ

  【鬼手仏心】  
~外科医は手術のとき,残酷なほど大胆にメスを入れるが,それは何としても患者を救いたいという温かい純粋な心からである。~
 組織のトップは、「鬼の手と仏の心が大切なのだ。」ということです。校長の心構えを今さらながら教えられました。鬼の心、仏の手では、子どもたちや部下職員を救うことは出来ないのです。
 
 徒然なるままに 「教師たるもの」 佐藤元北見市教育長
 いろいろな事情で学校に行けなくなっている子どもたちも数多くいるという現状を思い起こすと、何とか、それぞれ気持ちを振り絞って玄関から一歩外に出て欲しい。
 学校や行政だけでは限界があることは重々承知していますが、やはり一人一人の子どもの状況を把握し、緻密に接点を保っていくことが、まず私たちに求められるのだと思います。
いろいろな事情で子育てのできない親御さんも居て、苦しんでいるかもしれませんが、子どもの心はそれ以上に苦しんでいると受け止めるべきだと思います。明るい出口を求めて…。
 是非とも読者諸君には、個々の子どもの心に寄り添い、子どもが安心して話しかけてもらえる先生であって欲しいと思います。教師たる必須条件は、学生時代の頭の良さより、子どもや保護者に対する広くて深い包容力と洞察力だと思っています。

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