2020年6月25日木曜日
花だより 認定こども園に学ぶ ヒメサユリ
認定こども園に学ぶ(自主的・自発的活動を育てる条件)
高校は中学を、中学校は小学校を、小学校は幼稚園を軽く見る傾向があります。しかし、生活科が誕生するとき幼小連携が叫ばれ、幼稚園、保育所を見学したことがありました。そこで幼稚園や保育所の先生から多くのことを学びました。
昨日、久しぶりに訓子府の認定こども園(今は、幼稚園と保育所が合体して、0歳から受け入れている)の研修会に参加しました。
20数年前を思い出して、こんな話をしてきました。
~幼少連携から学んだこと~
(1)子どもに不足感・欠乏感をもたせる遊び環境を用意する。
(2)偽の満足感を打ち破るために、過剰な情報・資料を提供しないようにする。
(3)大人ががまんし、子どもが求めるまで待つ。
(4)多様な体験を与えることより、自分の知らない世界に挑戦するおもしろさを味合わせるようにする。
(5)遊びの中で達成感を味合わせ、新たな意欲を生み出すようにする。
(6)挑戦意欲を維持し、無気力感を回避するために、過大な目標を与えない。
(7)個人差・個性に応じた環境を設定する。
*遊びや仲間との関係の中で挑戦する楽しさやその結果得られる達成感を育てることが小学校段階以降における「自ら学び、考える力」につながっていく。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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