自己責任 危険を察知する能力や注意力を身に着ける
🤷♂️理科室からアルコールランプが姿を消しましたみう。ガスコンロもなくなり、IHヒーターに代わりました。その結果、炎を目にすることがなくなった子どもは、マッチが怖くて擦れなくなり、炎を手でつかもうとする子まで出てきました。大人は、子どもを危険からできるだけ遠ざけようとします。落ちたらいけないと池に柵を巡らせたり、けがをするからとちょっとでも危ないと遊具を撤去したりします。“転ばぬ先の杖”はもちろん大切ですが、あれもこれも事前に危険の芽を摘むことが、危険を察知して回避する能力や注意力を鈍らせ、逆に事故を招いてしまうことがあります。
😒世の中にはいたるところに危険が潜んでいます。その全てを事前に取り除くことは不可能です。とすれば、大人がすべきことは、危険の芽を摘むことではなく、世の中の現実の姿を教えることです。
👀自らの安全は、自らの責任で守るもの。そんな当たり前のことを大人から子どもまで誰もが忘れてしまい、安閑と日を過ごしてはいないでしょうか。そして、事故が起こると、誰かに責任を転嫁する。訴訟を起こす。そうした姿がいたるところで見られるようになりました。“自己責任”この言葉を改めて心に刻みたいものです。
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