現代の「良妻賢母」は、夫を「良夫賢父」にすること
🤷♀️慎ましやかに夫を立て、料理、裁縫、掃除をぬかりなく、賢い母として子どもを教育する「良妻賢母」は立派な女性です。しかし、現代の女性は妻であり、母であるだけでなく、職業人であり、社会人であり、また、趣味人であり、友人であり、というようにいろいろな顔を持っています。
🤦♀️それなのに「良妻」と「賢母」のたった二つだけの役割を押し込めてしまうと抵抗を感じるでしょう。昭和までの女性教育は良妻賢母でよかったのですが、現代はそれに加えいろいろな役割を果たす専門的知識やスキルを身に付けなければいけなくなりました。ファッションセンスにコミュニケーションスキルも必要です。家電製品の進化で、料理、洗濯、掃除などの家事からほとんど解放されました。現代の良妻賢母に必要とされるものは、自ら働きながら、家計を管理し、子どもを教育し、尚且つ、自分の趣味も大切にしながら、何より良きパートナーとして夫を理解し、支える能力が必要です。昔は、家事をする母親の後姿を見て子どもは育ちましたが、将来が見えない社会でどういう子どもに育てるか、洞察力と子どもが社会人として職業人として生きていく力を与える人間性が求められます。家事から解放されても母親になるのは本当に大変なことです。
👩🦱子育てを母親だけに求める時代ではなくなりました。父親にも育児休暇を取得してもらい、「良夫賢父」となって子育てを分担することです。行政には、子どもを預けて安心して働けるこども園や児童センターなどの環境を整備することが求められます。核家族化で頼れる人が身近にいなくなりました。一人で悩まず、周囲の助けを遠慮なく借りることです。
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