2020年11月22日日曜日

花だより これからは一人一人に合った教育をAIがやってくれる? ピラカンサ

 

 
 これからは一人一人に合った教育をAIがやってくれる? 
 昔の職人さんは、師匠から「見て覚えろ!技を盗め!」と言われたものです。一人前の職人になるのに10年の修業は当たり前でした。手取り足取り(細かいところにまで行き届いた世話をするさま。何から何まで丁寧に教えるさま)教えてもらうことはありません。しかし、今はそんな時代ではありません。学校では集団の中での学習効果を期待されます。それはそれで効果はありますが、技術(スキル)を身に付ける最も効果的な方法は、個人レッスンです。現在活躍している野球選手やプロゴルファー、卓球の選手などのスポーツ選手は、子どもの頃から、親の手取り足取りの個人指導によって、超一流になった選手がいます。
 これまで学校では、1つのクラスに複数の教員が入って指導したり、少人数に分けて指導(習熟度別)したり、場合によっては“個別指導”もしてきました。しかし、これから導入されるICTを活用した教育で、教育内容は劇的に変わります。
 ベテラン教師の経験と勘でやっていた授業をAIを使って効率よくやるようになります。PCを使いこなす若い教師がベテラン教師の指導力を遥かに超えることでしょう。
 ただ教育では、ベテラン教師の子どもたちと毎日接することから生まれる勘(感覚)も大事なのですが、その勘もAIは学ぶことができるのでしょうか?
 これだけ文明が発展しても新型コロナウイルスの感染を食い止めることができていません。AIの言うとおりに人は動かないようです。

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