ソフトな印象をあたえるクッション言葉「恐れ入ります。」
山口県での小学校長会全国大会のことです。分科会のグループ協議でのこと、自分は使ったことがない言葉「恐れ入ります」を他県の校長先生はよく使うのです。
接遇の講習会で講師が、「○○がお上手ですね。」「恐れ入ります。」「恐れ入りますが、○○していただけますか。」難解な漢字を読む知識を持っているより、こうした言葉を自然に使える人が本当の教養のある人だと思います。と言われ、恥ずかしくなりました。
知ってはいてもなかなか出ない言葉です。クッション言葉には、他に「恐縮ですが」「お差し支えなければ」「せっかくではございますが」「お手数をおかけしますが」「あいにくですが」などがあります。
「恐れ入ります」~①あやまちを悟ってわびる。悪かったことを認めてあやまる。②目上の人などに失礼なことをして、恐れ多いと思う。恐縮する。やや形式的なあいさつの言葉としても用いる。「恐れ入りますがもう少しつめてください。」③相手の好意などに対して、ありがたいと思う。かたじけなく思う。「早速のご挨拶恐れ入りました。」④相手の力量などにすっかり感心する。圧倒されて頭があがらなくなる。敬服する。
こうしたクッション言葉が自然に出るようにしたいものです。
*ヘッダーの画像を更新しました。こども園近くの空き地に顔を出した蕗の薹です。
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