学力向上に研究団体が果たす役割
~オホーツク管内には、あらゆる教科、分野、ジャンルの研究団体があります。これは他の管内に類を見ないことです。理由は、教職員団体が指導主事や官主催の研修会をボイコットした結果です。それぞれの教員が指導主事に対抗するくらいの理論と実践を構築しようと手弁当で研究会を立ち上げたからです。
ですから決してオホーツクの教員は、研修意欲が乏しいわけではないのです。学力向上には、各学校の取組はもちろんですが、各研究団体の活発な活動が不可欠です。しかし、現状は、どの研究団体も管理職が多くなり、一般会員が少ない悩みを抱えています。組織に入らずともネットで検索すると何でもわかる。そんな時代になりました。
これから教育は大きく変わります。研究団体もイノベーションが必要です。組織や在り方を変え、研究団体単独の研究ではなく、各研究団体が互いに連携・協力することです。そのためには誰かがコーディネートしなければなりません。教科や一部の分野だけでなく広い視野に立つ人物が現れることを期待したいです。
研究団体の使命は、「志を高く持ち、見聞を広げ、教師力をUPする」ことです。
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