今年も大雨による災害が各地で起きました。「〇〇年ぶりの大雨」は、毎年やって来るようになりました。
学校のほとんどは避難場所に指定されています。防災計画では、避難誘導の指揮を執るのは担当する市職員の役目ですが、これだけ大きな被害になると市職員だけでは対応できない。結果として、子どもの安全確保に専念するべき校長と教員が現場判断で全体を動かしている。教職員も泊まり込んで、昼夜を問わず避難者の救護などの世話をあたっている。被災地の教育長は、教員が通常業務を超えて献身的に尽力していることに敬意を表したい。と話していました。
もう何年も前のこと。佐渡島行きのフェリーの中で、船酔いしながら壁の掲示板に目をやると、「非常時のお願い」と書いてありました。~非常時には次の方々にお手伝いをお願いします。医者、看護師、警察官、消防士、自衛官、教員…。“そうか教員も公務員だ。「全体の奉仕者として…。」宣誓書にサインもした。でも、船酔いをしていたら、逆に助けられる立場になってしまう!?”と情けなく思ったことがありました。
被災地では、教員も被災者です。避難生活が長引くと、疲れもピークに達しているはずです。時間が経つと報道も少なくなり、関心が薄まってきます。被災地の学校はどうなっているのでしょうか?
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