教育とは、不幸せにならないための最低限の知恵を授けることをいう。よって生業(なりわい)の業を授ける「授業」となる。俗に言えば、人とのお付き合いのために「国語」があり、買い物のおつりを間違えないために「算数」があり、新たなる便利なものづくりのために「理科」があり、同じ過ちを犯さないために「社会」があり、笑顔のために「音楽」や「図工」がある。健康で丈夫な体にするため「体育」がある。善悪を判断するために「道徳」がある。先人の幸せになるための知恵が凝縮されているのである。その学び舎が「学校」である。日向野一生著 「学校ものかたり」 まえがきより
「教育とは?」と聞かれたら難しく考えないで、子どもや親に話すときは、こう言ってあげると良いかもしれません。
全国学力テストの結果が公表され、北海道は全国平均との差が広がった。しかし、マスコミや教育関係者、保護者の反応が薄い。“いつものこと”と思っている。
「なぜ、うちの町は学力は低いのか?どうしたら学力は上がりますかね?」と聞かれたことがある。「教育、特に学力に対しての関心が薄い。勉強なんかしなくても高校に入れるし、卒業したら、どっかこっかに就職できるもの…。」こう思っている人が多い。能力のある人は、外に出て行ってしまう。学力格差は、地域格差につながることを理解することだ。みんなが教育にもっと関心を持つことだ。
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