2021年8月5日木曜日

花だより いい情報を流す 日日草

 

 「いい情報を流す」 
 参観日、学級懇談会、講演会、PTA研修会は、来てもらいたい保護者は来ない。
 スマホについて、学校だよりで何度も問題提起をしました。関心があって読んでいる保護者は理解してくれるはずです。しかし、問題は、関心が無く、学校だよりも読まない人です。「学校だよりを出しても、たいした効果はない。」という人もいますが。
◎気動車の馬力をUPして、客車を引っ張る 
 「あいさつをしない子がいます。きちんとしましょう!」とできないことを指摘するより「毎朝、きちんと『校長先生、おはようございます』と深々と頭を下げてあいさつする子がいます。朝から気持ちがいいです。」という方が効果はあります。
 保護者のほとんどは良識のある立派な親だと思いたいです。学校だより(学校広報)は、テレビや新聞報道と違い、悪いことはなるべく書かないで良い情報を伝える。問題提起をすることで、良識ある保護者に共感してもらい、良識ある保護者を増やす。そのことで信頼される学校につながると考えます。
 ◎やるべきことをきちんとやることが学校の信頼につながる
 法務局の人権擁護委員が来校しました。「いじめに合うので、学校に行かせられない。学校は何もしてくれない。」と保護者から法務局に電話があり、事情聴取に来たのです。担任は、これまで何度も家庭訪問を繰り返しています。また、教育委員会の立会のもと、この保護者と不登校の解決に向けて話し合いを持ちました。学校の対応は、逐一教育委員会に報告しています。こう説明すると人権擁護委員の方も学校に落ち度はないことを理解してくれて、「保護者に話をしてみます。」と言ってくれました。このように学校としてやるべきことをきちんとやって、誠意ある対応をとることが大事です。


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