【教育課程の管理】
ワクチン接種が進んでいますが、変異株の流行、10歳以下の感染率の増加など感染拡大に歯止めがききません。管内でも休校する学校が増えてきています。
コロナ禍では、授業時数の管理だけでなく、進度チェックが求められます。
教育課程の管理は校長の一番の仕事です。「小学校の課程を修了したことを証する」と書いた卒業証書を一人一人に渡すからです。未履修があったとなると大変なことで校長の責任問題です。卒業式後に補習授業をすることはできません。
吹雪やインフルエンザなどによる臨休に備えて予備時数を確保しています。しかし、近年臨休が多くなったこと、そして、学力向上の観点から夏・冬休みを減らして授業に当てる学校(市町村)が出てきています。抜本的な見直しが迫られていますが、すぐのものにはなりません。取りあえずは、指導計画や進度表を照らし合わせて、遅れることの無いようにすることです。
切り札のGIGAスクール構想
道内の7割が体制が整い、今すぐにでもできる状態だと言います。(道教委)しかし、現場はどうでしょうか? 「まだ研修中、課題が多い。」こんな言い訳が多いような気がします。
全国学力学習状況調査の結果、北海道は小学校で全国平均を大きく下回りました。コロナ禍で学びが十分行われなかったことが原因のように言いますが、学力が低いのは、今始まったことではなく、また、北海道だけがコロナで休校したわけでもありません。事実、東京が上位に上がったことを考えると教育関係者は、深刻に受け止めなればなりません。
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