もう10年も前のことになります。北海道の学校に国の会計検査が入りました。“あまりにもずさんで呆れた。同じ公務員でも学校の先生は、ちょっと違いますね。」と検査員から指摘を受けました。“ルーズだと言いたかったのか、管理職の資質が問われた?” 案の定厳しい結果が出て、多くの先生が処分されたり、特に長期休業中の勤務対応は厳しくなりました。現場にいる教員としては、言いたいことはたくさんありましたが、税金を使って教育をしているので、不適切だと指摘されれば、それに従わなければなりません。学校は確かにそういうところは疎いかもしれません。改めるべきところは改めなければなりません。
以後、ほとんどの学校では、長期休業中に校外研修をとる先生はいなくなりました。学校で仕事をするか、年休で休むようになりました。ところがコロナ禍で、休み中は出勤しないでリモート? また、夏休み学校に来る先生がいなくなりました。
会計検査後、管理が厳しくなり、様々なことが厳格になって、先生方の仕事ぶりも変わりました。しかし、子どもたちの学力は低いままです。
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