校長は孤独なんだ!
「校長室だより(花だより)」は、教頭として仕えた尊敬する北見南小の佐藤典男校長先生の真似です。「職員室の担任は教頭さんだから、すべて任せるから、頼んだぞ!」と言われました。校長先生が吞みに誘ってくれたときです。「校長はな、寂しいもんなんだ。教頭さんがな、先生方と楽しく談笑していてもその輪の中に入れないんだ!」と意外なことを言われました。
そして、「教頭さん、赤入れてくれ!」と校長室だよりの下書きを持ってくるのです。「校長は何を考えているのか?理解しておけ!」と言われていると思いました。
校長になって、佐藤校長先生の真似をして出し続けてきました。年度末1年分をまとめて製本しています。それが12冊になりました。他管に出た先生から「今年もそろそろ製本する時期ですね。送ってくれますか?」と便りが来ます。
校長の個人的な趣味に学校の貴重な消耗費を出すのか?
最初の年は、用紙を自分で用意しました。事務職からは「学校の紙を使ってください。」と言われましたが、次の年からはSSA(公務システム)があるので掲示板に載せることにしました。「文を書くのは、恥をかくこと」偉そうに自慢するモノではありません。拙い文章で内容が薄いことは重々承知しています。
お世話になった教頭先生は、今は全員校長先生になりました。皆さん立派な「校長室だより」を出しています。うれしい限りです。佐藤校長先生に恩返しができました。
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