「育てずにはいられない心」とは
親であれば本能的に持っているのが「親心」?
不登校児を抱える保護者に「子育てにお悩みであれば、相談機関を紹介しますよ。」と声をかけて「いいえ、子どもの意思を尊重して、子どもときちんと向き合いますから、大丈夫です。」と返えす親が一番心配です。
さらに、自分の意に合う答えが返ってくるまで相談機関をはしごする親もいます。そうした親は、それぞれの相談機関で言うことが違うという特徴があります。自分の子育てに間違いはないと思っているのか、それとも間違いを指摘されるのが嫌なのか?
倉橋先生は、「育てずにはいられない心、それが最も貴い育ての心」と言っていますが、もっと具体的に言わないと分からない親がいます。
「子どもを授かったから親になったのではなく、親は子どもと共に成長しなければならない。その権利を授かった。」と倉橋先生は言っています。
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