2021年9月11日土曜日

花だより  拝啓 木目澤教育長様 コルチカム

 

  拝啓 木目澤教育長様
 暑い夏が過ぎ、揺れて咲くコスモスにさわやかな秋を感じる候となりました。
 過日の校長会研究大会では、貴重なご助言を賜りありがとうございました。また、わざわざ資料「教育の休み石」をご持参くださり恐縮しております。
 秋風と一緒に、また様々な難題がやってきました。この風は、秋桜が揺れる心地よさではなく、豪雨や竜巻をもたらす強風です。国歌の指導、卒業式のステージ上での実施など、自校も含めて、さらに波風が立つことになりそうです。
 過日は、管内校長会の人事要望書を持って局長を訪問しました。各校長からのアンケートも、今年は、人事検討委員会と事務局で精査をして持参しました。これを見ても分かるように、十人十色、校長も140人居れば140通りです。
 学校数の減少に伴い、従来の校長会組織では、対応できなくなりました。研究会の持ち方も再考しなければならない時期にきました。次々とやってくる新しい課題に対応するためにも思い切った組織改革をしようと取り組んでいるところです。しかし、様々な意見を取りまとめて方向性を出すのは困難です。管内校長会が方向性を示し、それに従ってもらうよう説得しなければならないと思っています。幸いにも優秀な副会長の小林校長、事務局長の東校長が居ますので、一緒に頑張っています。
 とはいえ、改革には、盤石な基礎づくりが大切ですが、その足元(自校)がなかなか固まりません。学力テストの結果も芳しくありません。うまくいかないことばかりです。「これでいいのだ!」となかなか言えない心境です。
 さて、また愚痴で始まりましたが、過日いただいた資料と研修センターの所報の巻頭言を勝手に使わせていただきました。
 研究会シーズンを迎え、なるべく参加するようにしていますが、若い先生方が精力的に授業実践に取り組んでいる姿を見ると、オホーツクも捨てたものではないと救われる思いです。
 12日からは、道小の全道大会で北斗市、27日(金)は、日本教育会全国大会で札幌、10月4日(金)は、生活・総合の全道大会で倶知安、そして、網走市内の学校は全て公開研究会を開催すると聞きましたので、できるだけ参加して「お心肥やし」私もまだまだ心と頭を肥やしたいと思っています。
 これからも多くのご示唆をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
                                  敬 具

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