夏休み明け後、コロナの影響なのか不登校が増えているという。
「学校に行きたい子は行けばいい。行きたくない子は行かなくていい。授業はオンラインでやればいい。今の時代、学校だけが学べる場所じゃない。」と学校教育そのものを否定する人がいる。一人で学べるなら、そもそも学校などできなかったはずだ。
先生たる必須条件は… 北見市教育委員会 (元)教育長 佐藤 宣秀
いろいろな事情で学校に行けなくなっている子どもたちも数多くいるという現状を思い起こすと、何とか、それぞれ気持ちを振り絞って玄関から一歩外に出て欲しい。
学校や行政だけでは限界があることは重々承知していますが、やはり一人一人の子どもの状況を把握し、緻密に接点を保っていくことが、まず私たちに求められるのだと思います。
いろいろな事情で子育てのできない親御さんも居て、苦しんでいるかもしれませんが、子どもの心はそれ以上に苦しんでいると受け止めるべきだと思います。明るい出口を求めて…。
是非とも教員の皆さんには、個々の子どもの心に寄り添い、子どもが安心して話しかけてもらえる先生であって欲しいと思います。先生たる必須条件は、学生時代の頭の良さより、子どもや保護者に対する広くて深い包容力と洞察力だと思っています。
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