T・T 1+1>2?
年度末反省で「T・Tによる学習効果があった。」という学年経営の反省がほとんどでした。何を持って学習効果があった。と言えるのでしょうか?
T・Tはアメリカで考えられた指導法です。一人の教師では十分な指導ができないので二人で教える。つまり「1+1=1」(2人で一人前)という発想です。しかし、日本では、1+1>2の効果が求められています。
T・Tが目的外に使用されていて、道教委がその給与を返済したことがありました。それまでT・Tは学校の都合で加配として○○に使われていたのです。ですから、T・T指導法の研究は進んでいなく、その効果は未だに1+1=1.1くらいしかないかもしれません。
力のある先生が後ろでただ黙って立っているのは、もったいない話です。札幌のある小学校の学力テストの結果は、全国平均を大きく上回った。その要因は、「T・Tの充実にある。」という報告がありました。しかし、多くの学校でT・T加配措置がされていますが、残結果はご存じのとおりです。どれだけの効果があったのか、学校全体でT・Tの指導法について考えるべきです。また、働き方改革やリモート学習でのサブTの在り方など、再考が必要です。
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