どうも、あの子から嫌われているようだ!
子どもにとって、先生を嫌いになる理由は様々です。成育歴の中で大人不信になり、先生が嫌いな子どもがいます。叱られたことがきっかけで、先生が嫌いになる子どももいます。期待していたとおりに先生が反応してくれなかったから、授業が分からないから、厳しすぎるから、えこひいきするからなど、子どもたちは自分たちの感じる様々なことを理由に、先生を嫌いになります。先生を嫌いになるのは、子どもの一方的な理由かもしれません。しかし、先生を好きだと感じている子どもも、嫌いだと感じている子どもも、すべての子どもたちを受け入れるのが先生(教師)です。
子どもが先生を好きだろうが、嫌いだろうが、先生(教師)の仕事は、子どもの健やかな成長を願い、教え育むことです。
「育む」の語源は「羽くくむ」、「くくむ」とは「包む」の古語。親鳥が羽でひなを包み込む姿に由来する。親鳥が羽でひなを包み込むように、教師が子どもを包み込み、安心感の中で、子ども自身が自分の可能性を開いていくことができるようにしていきたいものです。教師こそが、子どもにとって最大の環境なのです。目の前の状況に翻弄されず、恐れず、子どもたちのために努力していかなければなりません。
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