2022年2月20日日曜日

花だより そのまま真似をしない アネモネ 

 

 
 今の時代、ネットには子育て情報があふれていて、「何を信用すればいいの」と迷ってしまいます。
 白百合女子大学教授 田島信元氏の「子育てが楽しくなるちょっとした習慣」から
 子育ては、100人いたら100通り
 アメリカ人のような自由でのびのびとした子育てを日本の子どもに当てはめようとしてもうまくいきません。日本の社会、文化的な土壌が違うからです。日米の差だけの話ではありません。同じ日本でも他のお宅でスマートな教育をしているからといって、それをそのまま自分の子どもに当てはめてみるのもよくありません。うまくいかないばかりか、非常に危険なことです。このことは同じ家庭のきょうだい間でもいえることです。目の前の子どもにあてはまる子育ては、お母さんがお子さんとやりとりしながら、自らあみ出していくものなのです。
 「ことば」と表情を大切に
 お母さんが与えている中で最も重要な刺激は「ことば」です。その「ことば」を使って子どもはものごとを考えるようになるのです。
 正しいことば、優しいことばで話しかけることで、子どもは頭や体を動かすのです。褒めるのも叱るのも、子どもはお母さんのことばを一番頼りにしているのです。ことばを一番交わすのは、お母さんだからです。そして、お母さんの表情も大事です。子どもは、言葉以上に親の表情から本能的に思いを感じるものです。
 子ども自身が持つ「育つ力」を大切にする。子どもは元々「自己学習(発達)力」が備わっています。しかし、この「育つ力」とは、「子どもは一人で育つ」という意味ではなく、大人の「育てる力」があってはじめて、もともと備わっている「育つ力」が発揮されるものだということです。
  

0 件のコメント:

コメントを投稿