SNSに没頭 長文読まず
~スマホに没頭しているのは、若い子だけではありません。ビジネスマンからシニアまで、レストランでも駅や電車の中、道ばた、休み時間はもちろんのこと、暇さえあれば、スマホと睨めっこ状態です。小学生もアメリカの大統領も例外ではありません。確かに便利ではありますが、弊害もあります。読売新聞で「読解力が危ない」という特集でこんな記事が載っていました。
🤷♂️~スマホのLINEのチェックに一日4時間ほどかけるという女子高生がいる。返信は『了解』も『り』で済ませる。
SNSは、いずれも瞬時に短いメッセージを発信できるのが利点で、長文のやりとりには適さない。国際学力調査の結果では、日本の15歳の読解力は4位から8位に低下。文科省が原因の一つに、スマホの普及に伴う長文を読む機会の減少を挙げました。
平日にスマホを2時間以上利用する高校生の割合は66.8%、5時間以上は、12.5%です。これに対して読書量は、年々減少傾向が続いているのです。
専門家は、スマホゲームにはまった若者の姿が目立ち、学力が落ちる傾向にある。また、スマホが側に置いてあるだけで、「メールが来ないか」などと気を取られ、注意力が低下する。さらにスマホ操作中の脳の血流量を測定したところ、論理的な思考を行う大脳の前頭前野が眠っている状態になっていたと指摘して、脳が発達する18歳くらいまでは、スマホの使用を制限し、しっかりした文章を読む環境を作るべき!と訴えています。~🤷♀️
現実問題として、スマホの使用を制限するのは難しいでしょう。テレビが普及してきた1960年代にも同じようなことがあって、子どものテレビの視聴時間を制限しようとしました。それはちょうど我々の年代です。
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