2022年2月8日火曜日

花だより 読書と想像力 ハコベ

 


 こども園では、毎日保育教諭による絵本や紙芝居の読み聞かせがあって、子どもたちが耳を傾けています。物語に入り込み、時には「あっ、危ない。気をつけて!」と声がとびます。過日、5歳児対象に絵を見せない「ジャックと豆の木」の朗読会が行われ、子どもたちは真剣に聞き入っていました。その後で印象に残った場面を絵に描きました。よく分からない絵がほとんどでしたが、何となく大きな木を描こうとした、大男の宮殿の宝物らしい?それぞれが思い思いに描いた絵が出来上がりました。想像力を養うためには、耳からだけの情報も効果的だと知りました。 
 感動する本との出会いを大切
 いい本に出合うことは、いい人に出会うことに似ている 読書は、想像力や考える習慣を身に付け、豊かな感性や情操、思いやりの心をはぐくむことができます。ですから、テレビやマンガが好きな子にも、本を読む時間をもつように家庭で習慣づけたいものです。そのためにも、食事の時間のように「読書の時間」を設ける、親子で図書館に行く、親も一緒に本を読むなど工夫し、子供が読書の楽しさと出会えるきっかけを自然につくることです。また、読書を通じて子供が感じたり考えたりしたことに耳を傾け、話し合うなど、親子の会話を増やし深める契機として読書を活用することも大事です。子どもは本来、本が好きなのです。それをどこかで嫌いにしているのかもしれません。

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