教育実習生へ
数多ある職業の中から「教師になりたい」と思うのなら、ホンモノの教師をめざすべきです。ホンモノの教師とは、教える技を持った教師です。子どもを観る眼と心を持った教師です。そして、多くの教師と出会い、つながりをつくることです。
カリスマ教師
ホンモノの教師とは、カリスマ性のある教師です。教師は、教える人という権威の正当性を有しています。それがカリスマ性です。その教師がカリスマ性を失えば、学校と教師は尊敬と憧れの対象ではなくなります。教師がカリスマ性を手放せば集団は混乱します。その結果、暴れ回る子ども、引きこもる子ども、更に、いちゃもん保護者という怪物が出現します。学校(教師)が活気を失えば、日本は衰退します。今、求められているのは、教師に自信を持たせ、その得意技である指導力を見せる場をつくることです。
それではどうすればカリスマ性が身に付くのでしょうか? 持って生まれた素質ばかりでなく、努力や行動によって身に着けることができる資質です。一番の方法は、カリスマ性のある人をお手本として真似していくことで、カリスマ性を高めることができます。
働き方改革は、教師が楽になるためのものではなく、カリスマ性を取り戻すためのモノです。
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