2022年7月6日水曜日

花だより 1冊の問題集を何度も繰り返す ササユリ

 

 1冊の問題集を何度も繰り返す
 今は、インターネットでいろんなドリルや問題集の勧誘がいっぱい来ます。もちろん書店に行けば、問題集や参考書が山のようにあります。
 問題集や参考書も何でもかんでもがたくさんやればいいというものではありません。いい問題集が1冊あれば、それを繰り返しやるだけで充分に力がつきます。理由は簡単。2回目、3回目と同じ問題をやっていくうちに自分の弱点に気付くのです。
「分数のわり算でケアレスミスが多い」「計算だとわかるけど、文章題が苦手」など自分の弱点がハッキリと浮かび上がれば、克服もしやすい。“どこがわからないのか、わからない”なんてこともなくなります。
 それに使いこんでいくうちに、書き込みをしたり、ラインマーカーを引っ張ったり、自分なりの問題集ができて、手あかがついたり汚れてくると「こんなに頑張ったんだな!」という実感になって、励みにもなり、愛着がわいてきます。
 問題集は、自分で決める! そうすればやらされている感じが少なく抵抗感もありません。それが1冊の問題集を使いこなしていくパワーになります。
 しかし、今はタブレットで家庭学習をするようになりました。AIが、その子の弱点を把握して、最適な問題を出してくれます。タッチパネルの手あかに愛着を感じるようになるのでしょうか?
 プランターのペチュニア

 

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