2022年7月29日金曜日

花だより 夏休みは、お父さんの出番です ナデシコ

 

 夏休みは、お父さんの出番です     
 家庭での父親の存在感が薄い。母親だけに子育ての責任をゆだねて、父親の理解や協力がないままでは、母親の子育てに対する不安感や負担が増したり、母と子の関係が密着しすぎたりすることにつながる心配があります。
 父親がもっと家庭の中での役割を積極的に担い、夫婦でしつけについてよく話し合っていくことが大切です。そのためにも、夫婦はお互いに尊敬し合い(愛し合い)、子どもの前で相手をけなしたり、見下したりしないことです。
  ~夫婦で共同して子育てをする~
 話せばわかるとは限らないが、話さなければもっとわからない。
 夫婦の間、親子の間での会話を増やしていくことが、家庭づくりのすべての基礎になります。本当は夫婦でも親子でも何でも話せる仲でありたいものですが、それがなかなかできないものです。
 日々の会話を増やすには、できるだけ一緒に食事をし、お互いにその日にあったことを話すとか、一緒に家事をしたり、スポーツをしたり、また地域の行事に参加したりする、など工夫することが大切です。
 また思春期になると、男女とも身体が急速に成長し始めます。不安や戸惑いなどが無いよう身体の変化について話してあげることは親の務めです。
 この話を学校便りに掲載することに躊躇しました。母子家庭が多いからです。するとシングルマザーのお母さんが、「私は、母親であり、父親です。シングルになるとき、そう決心しました。」と言ってくれました。
 ~会話を増やし、家族の絆を深める~夏休みはそのためにあります。
  

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