「なわとび」
自分のからだを思い通りに動かす「調整力」はなぜ重要なのか?
こども園は、冬の体力作りで、4歳児が縄跳びをしています。100回以上も跳び続ける子もいれば、1回も跳べない子がいます。
人間は考えながら動くとき、まず眼や耳から入った情報が中枢で処理されて、どのように動けばいいのかという命令が筋肉に伝えられ、はじめて動作となって現れます。一見容易にみえる動作においても、常に強さ、方向、速さ、タイミング、持続時間などが的確に作動するよう処理されているのです。このようなことを何度か繰り返すうちに、その動作がプログラムとして記憶され、あまり考えなくても思い通りに動けるようになります。まだ3歳児だとその調整力が育っていないのですが、4歳から5歳になると調整力がついてきます。
調整力が衰えていると自分のからだを上手にコントロールすることが難しくなり事故や怪我につながりやすくなります。この調整力を高めるには、縄跳びが効果的だと言われています。
「どれどれ貸してみなさい。園長先生が見本を見せてあげる。」 やってみると3回くらいでひっかかってしまいました。老化現象が始まっているようです。
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