2023年12月6日水曜日

花だより 日本のもったいない精神 サザンカ(2)

 

 日経スペシャル 「カンブリア宮殿」
  社会問題の解決に向けて、エコリングにできること
 リユース事業を通じて、社会問題の解決に貢献することが私たちの使命です。近年の大量生産・大量廃棄によるごみ問題は年々深刻さを増し環境を汚染し続けています。不要になった商品を買い取り、本当に必要とする人の元に届ける。この循環の輪こそ、後世に美しい地球を残していくためにいま必要とされる有効な解決策の一つだと考えています。
           「リサイクル革命」エコリング代表 桑田一成氏
   編集後記 「時代の鏡」 村上 龍
~テレビで見る東京の夜景はとてもきれいだけれど、その中で働いているのは、大企業のエリートたちだ。彼らに勝とうと思ったら、知名度も規模でも劣る私たちは、彼ら以上に働くしかない。いつか必ず大企業になって、彼らと同じように「東京の夜景を構成する一員になろう。」と昔はそう言った。しかし今、様変わりしてしまった。「大企業のエリート」は、本当に一握りの人たちになり、しかも将来に怯えている。
 エコリングは時代の中にいる。対価だけでなく、「もったいない」という理由で、別の人に品物を譲る。「リユース」時代の鏡だ。~
 「もったいない」は、日本語だけの言葉で、無駄にしないことを啓蒙する言葉です。モノの価値を十分に生かしきれていない、無駄になっている状態を惜しむこと。モノの形が残っている限りは、最後まで使い尽くすことを大切にしようとする「日本のもったいない精神」は、世界が注目しています。日本の誇りとして、大切にしたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿