ショッピングモールのシューズショップの店頭に氷が置かれていた。今流行りの滑らない靴底の体験ができるという。
妻が昨冬、滑って転んで手首を骨折したこともあって、靴底にスパイクピンを打った。ところが、病院などに入るとかえって滑るし、嫌われてしまう。これはと思って、片足だけ履いて、氷の上に両足で立った。‘’これはすごい、確かに滑らない!‘’
すかさず店員が、「特殊な繊維が使われていて、他のメーカーよりも滑らないです。凍った路面では効果はありますが、アスファルトの上を歩くと減るのが早いし、雪道なら、今までの靴底でも大丈夫、その状況に合わせて靴を選んでいただければいいです。」と親切に説明してくれた。確かにいいと思ったが、他の冬靴に比べると値段もよかったので、その場での購入を躊躇った。
外に出ると、凍った路面が少しあった。ゆっくりペンギン歩きでその場を凌いだ。冬道の歩き方は、北国に住む者なら、身体に染みついていると思っているのだが…。
今は安全装置がフル装備の車に乗っている。ハンドルも暖かくなる。他の車には、怖くてもう乗れない。歳をとると安全第一、気を付けて歩いていても転ぶときはある。ボーナスも入ったことだし、滑らない靴を買うことにしよう。
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