1年生になったら、友だち100人できるかな?
過去にこんなCMがありました。小学校は、1学年3学級が普通だったからです。ところが国立社会保障・人口問題研究所は、22日、2050年に日本人口は、2020年比2146万人減の1億468人となる推計を発表しました。
2020年の人口を100とした場合、2035年の北海道の人口指数は87.3%、2050年は73.1%です。全国で増えるのは東京都(102.5%)だけです。地方ではさらに深刻です。私の住む北見市の減少率は34.2%で、オホーツクの中核10万都市と言っていましたが、7万6千人に減ります。勤める訓子府町は、減少率51%で人口が2,290人になってしまいます。
過日、町の教育総合会議が開催されました。教育委員から、少子化対策、人口減を食い止める政策について、町長に問い質す場面がありました。町長さんは、観光資源があるわけでもなく、企業誘致もそう簡単なことではない。と苦しい胸の打ちを話されました。
昨年の出生者は、コロナ過もあり14人でした。これは最も少ない数です。今年もこれくらいではないかと予想しています。(今の5歳児は38人です)保育料や給食費の無償化をしても、子どもの数が増えることはあまり期待できません。
人口減は財源の減です。「あれもこれもします。」とは言えなくなります。「これは我慢してください」と町民に言うのは、難しいことかもしれませんが、学校もこども園もすべてコンパクトしなければ、もうやっていけません。
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