2023年12月13日水曜日

花だより AIが子どもたちの将来を奪う? ポインセチア 

 

 AIが子どもたちの将来を奪う?
 「2030年代あるいは2040年頃に汎用AIが出現する」こう予想したのは3年前です。それがもう実現しました。生成AIの開発スピードは、予想をはるかに超えています。
 そうなれば人間の労働の多くはAIによって代替されてしまう。その兆候はすでに始まっています。ドローンや自動運転が普及すれば、運転手は必要なくなり、小売業だけではなく運送業にもほとんど人はいらなくなります。コンビニの無人化は、もう始まっています。
 今の子どもたちが社会に出たときにAIに職を奪われてしまうかもしれません。弁護士、税理士、医師などの一部の仕事もAIで代替可能なことは、今でもすでに行われています。技術進歩が経済成長と雇用の減少を生み出すのは普遍則です。
 AIにより「需要不足による失業」が増加し、AIに代替えできない仕事を持つ人は、労働可能人口の約1割になり、残り9割は仕事がなくなってしまう事態になってしまうという予想もあります。それを21世紀における新たな「役立たず階級」の出現として危惧している歴史学者もいます。また、AI社会では、企業が淘汰されていく危険も大きいと指摘しています。
「AIが絶対できないお笑い芸人になる。」と言った子がいました。「お笑いのネタもAIが考えてくれるようになるかも?」、「そしたらAIをつくる人になる。そのために、いっぱい勉強する。」と言いました。

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