お正月を家族団らんで過ごしていた時に大地震と津波が能登の人を襲いました。テレビのニュース番組を見るたびに心が痛みます。亡くなられた方へのお悔みと被災され避難所で不安な毎日を過ごされている皆さんに心からお見舞い申し上げます。
翌日、羽田空港の飛行機衝突事故では、奇跡的に乗客乗員の命が救われました。乗員の皆さんの的確な判断とそれに従った乗客の行動が海外でも高く評価されました。
大きな災害が起きると、海外ではスーパーでの強奪や救援物資を我先に奪い合う様子を目にしますが、日本ではそのようなことはありません。緊迫する機体の中で、お年寄りを先に誘導した若者がいたそうです。日本の教育の賜かもしれません。
日本は地震や台風など災害の多い国です。古事記の時代から、幾度となく自然災害に見舞われ、その都度、人々は力を合わせて立ち上がってきた歴史があります。日本人の気質(真面目、謙虚、我慢強い、勤勉、協調性)は、こうした歴史や風土から生まれたものです。
お正月、孫たちが来ていました。テレビは地震報道ばかりで、「じいちゃん、ビデオを見よう!」と言い出しましたが、「これを見なければダメだ!」と嗜めました。
こども園の4歳児が「避難訓練は大事なんだよね!」と言いました。ちゃんとテレビを見て、家族で話し合ったのだろうと思いました。
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