~「伊達政宗五常訓」に見る人生の奥義~
一 仁に過ぎれば弱くなる
二 義に過ぎれば固くなる
三 例に過ぎれば諂いとなる
四 智に過ぎれば嘘をつく
五 信に過ぎれば損をする
気長く心穏やかにして、この世に客が来たと思えば何の苦もなし。元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい。今日行くのを送り、子孫兄弟に良く挨拶し、娑婆(現世)の御暇申すがよし。激動の戦国の世をたくましく生き抜いた政宗の研ぎ澄まされた境地を見習いたいものです。
何事も過ぎるのはよくない「適度」が大事だということだろう。「適度な運動は健康によい」という、ところがこの「適度な運動」は、年寄りと若者では異なる。「適度」とは、「ちょうどよい」「ほどよい、適当な程度」とある。「適当」とは、「ちょうどよいさま」「いい加減なぞんざい」という2つの意味がある。「お酒はほどほどに…」という言葉もある。その「ほどほど」がよくわからないのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿