今の若者は略字を使わない
略字やくずし字で手紙をもらうと教養のある人だと思う。ところが今は違います。略字やくずし字は、何とか読めるけれども使ったことはない。中には、見たこともないといく若い人がいる。これらの文字は、手書きのよって生まれた略字です。パソコンの普及によって文字を省略すること自体なくなりました。また、パソコンで表示されない字体があるため、次第に使われなくなりました。パソコンが普及しなければ、これらの略字が一般的な字体になっていた可能性があります。なぜなら、手書きの文字文化は、歴史とともに変化してきたからです。文字文化は、先人たちが書き継いで、受け継がれてきたかたちの表現です。
これまでのデジタル社会は、手書きの文字文化を制約し、妨げるものでした。しかし、AIの発達で、手書き文字の表現力にデジタルの能力が追い付き、これからは、手書き文字文化を狭めるのではなく、むしろ共存して広げるものへと発展することを期待したいです。
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