幼児教育をもっと知ってください 日本の乳幼児教育界は複雑?
■幼稚園は学校です。教育を目的としている施設です。子どもの対象年齢は3歳から就学前です。幼稚園教員免許が必要です。文部科学省の管轄です。
◆保育所は児童福祉施設です。子どもの対象年齢は0歳から就学前です。保育士資格が必要です。保育士は、保護者に代わって子どもを保育する子育ての専門家です。こども家庭庁の管轄です。
◎認定こども園は、幼保連携型、幼稚園型、保育型、地方裁量型と4種類あります。わくわく園は幼保連携型です。認定こども園の先生は、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を有する保育教諭です。対象年齢は0歳から就学前まで、保育所と幼稚園を合わせた保育と教育をする施設です。こども家庭庁管轄ですが、文科省からの指導も受けます。
~保育教諭の仕事~
1 出勤から朝、子どもを迎えるまで
・天気予報やこよみ、大きなニュースなどをチェックして出勤します。
・職員と挨拶をかわしつつ、すぐに朝の準備にとりかかります。
・遊んでみたいとわくわくするような環境の中に子どもを迎い入れます。
2 環境を構成する楽しみ
・子どもと生活を共にしているとそれぞれの子どもが何に興味を持ち、どんな遊びを楽しみ、それが子どものどんな成長につながるのかということが知りたくなります。そこで保育者はどこで、どんな活動(遊び)をしようか、そのために何を用意しておけばいいのか、どうやって子どもにはたらきかけてみようかなど、子どもによりよい環境を提供するため、前もって考え準備することを日々繰り返しています。
3 子どもが帰った後
・こどもが帰った後には、いたるところに子どもが遊んだ形跡が残っています。片付けたり、掃除をしたりしながら、その日一日の遊びの姿をたどっていきます。(記録して次の案をたてる)
・次の日の準備、職員同士の打ち合わせ、研修などの会議、事務処理など、やることは山ほどあります。
*忙しい毎日ですが、幼児を育てる仕事の楽しさとやりがいがあります。
😊「せんせい」と、子どもたちから頼られ、信頼される喜びや、せんせいとして子どもたちを援助し、その成長を目の当たりにできる楽しさは、他の仕事では味わえません。
😊子どもとのやりとり、コミュニケーションをもとに保育し、せんせいとして、一緒に成長していける楽しさとやりがいがあります。
😊毎日、新鮮な出来事があります。子どもと一緒に「どきどき」「わくわく」する感動がたまりません。
*少子化対策で「だれでも通園制度」が確立されると、幼児施設の充実とそこで働く先生方の今まで以上のスキルアップが求めら、さらに忙しくなります。
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